◎MatadorEAの評判を知りたい方
◎MatadorEAを運用するか迷っている方
◎FX自動売買やコピートレードで勝ちたい方
今回は人気の自動売買『MatadorEA』について解説します。
MatadorEAはSNSで話題のEAですが、
- 実際に稼げるの？？
- 本当に勝てるの？？
などネットにはいい情報しか乗っていないことが多いので不安になりますよね。
そこで、MatadorEAは実際に稼げているのか？評判はどうなの？などをEA運用歴5年のママが徹底検証しました。
この記事を最後まで読めばMatadorEAの特徴や実績、どんな人に向いているか？などすべてわかります。
自動売買の運用は「これが正解！」というのはないため、一人一人が自動売買の特性などを知ったうえで運用をすることが大切です。
もしMatadorEAの特徴を知らないまま、運用を開始したら、
- 思ったような利益が出なくて悲しい気持ちになる・・
- 大きな損切をしてしまい大切な資金を溶かしてしまう・・
となってしまう可能性が非常に高いです。
そのためこの記事を最後まで読んで、MatadorEAの知識を身に着けましょう。
メリットだけではなくデメリットも、参加方法なども解説しているため、この記事を読んで「使ってみたい！」と思ったのであれば運用をおすすめします。
最後には、良い自動売買の選び方やおすすめのコピートレードなども解説していますので、ぜひ、最後まで読んで下さい。
目次
Matador（マタドール）EAとは？
|
使用料 |
無料 |
|
開発者Twitter |
|
|
取引手法 |
ナンピンマーチン |
|
通貨ペア |
ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・ユーロ/ドル・ポンド/ドル |
|
利用可能ブローカー |
XM Trading・HFM（HotForex）・TradeView |
Matador（マタドール）EAとは、2021年5月から配布が開始されたFX自動売買ツールです。
開発・配布元はTwitterアカウント『バンクシー@EA開発』が担っています。
You Tubeで、『Mr.ふらっとFX自動売買検証ちゃんねる』を運営しているMr.ふらっと氏が、運用したことで知られています。
まずは通貨ペアについてと、どこでどのように話題になったのか、ユーザー設定の自由度などの概略からみましょう。
その上で詳細について解説していきます。
もちろん、メリットやデメリットについても検証しています。
通貨ペアについて
Matador（マタドール）EAの対応通貨ペアは、ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・ユーロ/ドル・ポンド/ドルの、5種類です。
幅広く対応しているといっていいでしょう。
どの組み合わせを選ぶのかは、もちろん利用者次第ですが、堅調に運用したければユーロ/ドルがおすすめです。
米ドルは世界で最も使われている為替通貨で、現在の基軸通貨となっています。
ユーロはEU加盟国のうち、19カ国で使用される共通の為替通貨です。取引量は米ドルに次ぐ2位となっています。
ユーロ/ドルは世界で最も取引量が多く、その値動きは常に安定しています。
この組み合わせは変動幅が少ないので、大きな利益は狙えませんが、その代わり安心感は高いものです。
Matador（マタドール）EAはどこで話題に？
Matador（マタドール）EAはYou Tubeで、『Mr.ふらっとFX自動売買検証ちゃんねる』を運営しているMr.ふらっと氏が、複数のフォロワーからの要請を受け、運用したことで知られるようになります。
Twitterでも利用者や、興味を持った人からのツイートが投稿されますが、その数は多いとはいえません。
ですから大きな話題を呼んだとはいい難い状況です。Mr.ふらっと氏も現在は運用を中止しているようです。
今後、開発・配布元であるバンクシー@EA開発サイドが、何らかのアクションを起こさない限りは、このままフェードアウトしてしまうかも知れません。
ユーザー設定の自由度
Matador（マタドール）EAは、ブレイクアウト系のMT4専用のEAを採用しています。
ですから各種パラメータの設定を細かくおこなえます。
Mr.ふらっと氏も検証動画の中で、ユーザー設定の自由度について触れていました。
しかし、各種パラメータの設定を変えられるということは、同時に幅広い知識と経験が要求されます。
つまり、初心者にはハードルが高いことになります。慣れるまでは推奨設定をいじらない方が安全でしょう。
Matador（マタドール）EAの特徴
ここからはMatador（マタドール）EAの特徴についてみていきます。
ロジックは何なのかや、最低証拠金/推奨証拠金の金額について。
また、指定証券会社の詳細や、バックテストの状況や公開の有無について検証します。
それぞれ丁寧に解説するので、ぜひ参考になさってください。
ロジック
Matador（マタドール）EAのロジックはナンピンマーチン型です。
ナンピン型とマーチンゲール型の組み合わせですが、それぞれ次のような戦略を取ります。
①ナンピン型の戦略
レートの逆行によりポジションが含み損になった際に、建玉を追加して平均取得単価を引き下げる戦略を指す。
②マーチンゲール型の戦略
勝てなかった際にロットを2倍、4倍、8倍と倍々にしていき、最終的にどこかで勝てれば利益が残る戦略を指す。
この2つの戦略を組み合わせたロジックが、ナンピンマーチン型です。利益になるのを待ち続けるというわけです。
最低証拠金・推奨証拠金
Matador（マタドール）EAは、最低証拠金/推奨証拠金の金額を、10万円に設定しています。
ほかのFX自動売買ツールでは、20万円に設定しているところが多いので、その半額から自動売買を始められます。
通貨ペアをユーロ/ドルに設定しておけば、コツコツ利益を出すことも可能でしょう。
ゴールドのような大きな利益はもたらしませんが、その分安心して取引ができるはずです。
指定証券会社
Matador（マタドール）EAでは指定証券会社として、『XM Trading』『Hot Forex』『Trade View』のいずれかで、口座を開くよう条件づけています。
いずれも海外証券会社では大手として知られています。
XM Tradingは、セーシェルのTradexfin Limitedが運営する、世界最大規模の国際為替取引所（海外FX業者）です。
セーシェル金融庁 (FSA)および、モーリシャス金融委員会（FSC）より、金融ライセンス（SD010）を取得し、世界196カ国（20言語）でサービス展開をしています。
Hot Forexは、海外FX業者の中でもポピュラーなもののひとつです。通貨ペア数とCFD銘柄を合わせると、合計で1,000銘柄以上もの取引が可能となっており、国内でも利用者が多いという特徴があります。
Trade ViewはFX・株式・原油・ゴールド・CFDトレードで、業界最狭のスプレッドを誇るネット証券会社です。卓越した約定力や日系人スタッフによる丁寧なサポートなどで知られています。
バックテスト
Matador（マタドール）EAのバックテストについては、なんとも評価のしようがありません。
というのも公開はされているのですが、検証期間が2013年1月1日から、同年の12月31日までの1年間のみという短期間だからです。
バックテストであれば3年間のデータが欲しいところです。
しかも10年前のデータなので、FXの取引環境が様変わりしている現在では、参考にはならないでしょう。
Matador（マタドール）EAの入手方法
Matador（マタドール）EAは、開発・配布元のTwitterアカウント『バンクシー@EA開発』から公式LINEアカウントに飛び、LINEで友達に追加すれば無料で入手できます。
この流れは、ほかの無料FX自動売買ツールと同様といっていいでしょう。
なお、バンクシー@EA開発では、バンクシーEAとNexusEAの無料配布もおこなっています。つまり利用者は、3つのEAから選べることになります。
Matador（マタドール）EAのメリット
ここからはMatador（マタドール）EAのメリットをご紹介しましょう。
Matador（マタドール）EAのメリットは大きく3つ挙げられます。
無料で利用できること、最低証拠金が少額であること、月利10％〜18％を目指せることです。
それぞれ解説しましょう。
メリットその1 無料で利用できる
Matador（マタドール）EAは、LINEアカウントから無料で入手できます。
口座を開設する証券会社は、3社のいずれかから選ぶ必要がありますが、それ以外の縛りはありません。
仮に試してみて、思ったような利益が上がらなければ、利用を中止しても何のペナルティもありません。
有料のFX自動売買ツールでは、気軽に乗り換えるわけには行きませんが、無料であればそれが可能です。
メリットその2 最低証拠金が少額
多くのFX自動売買ツールでは、最低証拠金を20万円に設定しています。
それに対してMatador（マタドール）EAは、最低証拠金を10万円に抑えています。
少額からFX自動売買ツールを試せるので、敷居は低いといえるでしょう。
もちろん利益を狙って増額しても構いません。
メリットその3 月利10％～18％を目指せる
Matador（マタドール）EAは、月利10％〜18％を目指せるとしています。
具体的な通貨ペアや設定については不明ですが、ほかのFX自動売買ツールと同様に、最大値と見た方がいいかも知れません。
しかし、この数値に近い利益が得られるなら、魅力的な自動売買ツールといえます。
Matador（マタドール）EAのデメリット
Matador（マタドール）EAのデメリットは大きく3つあります。
Twitterの更新が滞っていることと、利用者数が少ない可能性があること。運用実績が乏しいことです。
それぞれ解説しましょう。
デメリットその1 Twitterの更新が滞っている
Matador（マタドール）EAのデメリットその1は、Twitterの更新が滞っていることです。
開発・配布元のTwitterアカウント『バンクシー@EA開発』は、2021年10月21日の収支報告を最後にツイートしていません。
Matador（マタドール）EAについての公式情報は、Twitterのみなのでこれでは不安が残ります。
できればnoteやアメブロなどを活用して、こまめに最新情報を上げてほしいものです。
デメリットその2 利用者数が少ない可能性がある
Matador（マタドール）EAの開発・配布元の、Twitterアカウント『バンクシー@EA開発』は、フォロワー数が470人弱と少ないのも気になるところです。
このフォロワーのうち、Matador（マタドール）EAの利用者が、どれくらいいるのかは不明ですが、バンクシー@EA開発がフォローしているアカウント数は200人ほどです。
ですから利用者数は、この人数に近い可能性があります。
デメリットその3 運用実績が乏しい
運用している人が多ければ、それが実績となり積み上がります。
そしてTwitterなどで収支報告を上げる人も増えるはずです。ところがそうした形跡に乏しいのが現状です。
そもそもバンクシー@EA開発そのものが、収支報告を上げなくなってしまいました。
運用実績が乏しいFX自動売買ツールでは、一抹の不安が残ります。
Matador（マタドール）EAおすすめの運用方法
Matador（マタドール）EAは各種パラメータの設定を細かくおこなえます。
しかし、それには知識と経験が必要です。ですから初心者の場合は推奨設定のまま、運用したほうがいいでしょう。
そして通貨ペアは変動幅が少ないユーロ/ドルがおすすめです。
なお、Matador（マタドール）EAには、週末に取引を停止する機能があります。これは積極的に利用しましょう。
Matador（マタドール）EAまとめ
FX自動売買ツールのMatador（マタドール）EAについて解説しました。
開発・配布元のバンクシー@EA開発さんが、ツイートを停止しているのは残念です。
せめて毎月の収支報告だけは公開すべきでしょう。
現状アクティブに更新・サポートされているEAではないため、Matador（マタドール）EAは、初心者にはおすすめしません。
各種パラメータの設定が苦にならず、内容もしっかり把握できる玄人向けのEAです。
