方舟EAの実績・評判・ロジックを自動売買運用歴5年のママが紹介!運用しても大丈夫?
この記事はこんな方におすすめ

◎方舟EAの評判を知りたい方

◎方舟EAを運用するか迷っている方

◎FX自動売買やコピートレードで勝ちたい方

今回は人気の自動売買『方舟EA』について解説します。

方舟EAはSNSで話題のEAですが、

  • 実際に稼げるの??
  • 本当に勝てるの??

などの部分が非常に気になりますよね。

そこで、実際に稼げているのか?評判はどうなの?などをEA運用歴5年のママが徹底検証しました。

この記事を最後まで読めば方舟EAの特徴や実績、どんな人に向いているか?などすべてわかります。

自動売買の運用は「これが正解!」というのはないため、一人一人が自動売買の特性などを知ったうえで運用をすることが大切です。

もし方舟EAの特徴を知らないまま、運用を開始したら、

  • 思ったような利益が出なくて悲しい気持ちになる・・
  • 大きな損切をしてしまい大切な資金を溶かしてしまう・・

となってしまう可能性が非常に高いです。

そのためこの記事を最後まで読んで、方舟EAの知識を身に着けましょう。

参加方法なども解説しているため、この記事を読んで「使ってみたい!」と思ったのであれば運用をおすすめします。

最後には、良い自動売買の選び方やおすすめのコピートレードなども解説していますので、ぜひ、最後まで読んで下さい。

方舟EAとは?

使用料

無料

開発者Twitter

方舟EA@fx自動売買提供アカウント

取引手法

ナンピンマーチン

通貨ペア

EURUSD

利用可能ブローカー

XM Trading・HFM(HotForex)

方舟EAとはSNS上で公開・配布されている、無料のFX自動売買ツールです。

You Tubeで『Mr.ふらっとFX自動売買検証ちゃんねる』を運営しているMr.ふらっと氏が、運用していることから知られるようになりました。

まずは通貨ペアについてと、どこで話題になったのか、ユーザー設定の自由度など方舟EAの概略からみましょう。

その上で詳細について解説していきます。もちろん、メリットやデメリットについても検証しています。

通貨ペアについて

方舟EAの通貨ペアは1種類のみです。すなわちEUR(ユーロ)と、基軸通貨であるUSD(米ドル)です。

基軸通貨とは国際通貨制度において基軸となる通貨のことです。

基軸通貨となるためには世界中で流通し、国際間の貿易や資本取引に使用される決済通貨である必要があります。ほかにも各国通貨の価値基準となる通貨であることや、通貨価値が安定していることなどが求められます。

現在ではUSD(米ドル)を指し、世界での取引量は1位を誇ります。

一方、EUR(ユーロ)はEU加盟国のうち、19カ国で使用される共通の通貨です。

取引量はUSD(米ドル)に次ぐ2位となっています。

EUR/USDは世界で最も取引量が多く、その値動きは常に安定しています。

そのため初心者に向いた通貨ペアといえます。

どこで話題に?

方舟EAは当初、Twitterで公開され配布されました。

ほかの無料FX自動売買ツールと同様です。

配布が始まってから利用者の利益報告がツイートされるようになり、これを見た人が新たに利用を開始するなど、輪が広がっていきます。

さらにYou Tubeで、『Mr.ふらっとFX自動売買検証ちゃんねる』を運営しているMr.ふらっと氏が、方舟EAを紹介したことでフォロワーも利用し始めます。

つまりTwitterとYou Tubeで話題となった無料FX自動売買ツールといえます。

ユーザー設定の自由度は?

方舟EAのロジックは変則ナンピンマーチン型を採用しています。

ロジックについての詳細は後述しますが、方舟EAはユーザーが設定を自由に変更することができます。

配布元が推奨する設定でもいいのですが、ナンピン回数やマーチン倍率を好みの形にカスタマイズすることも可能です。

つまり自分の出せる証拠金にあったトレードが行えるというわけです。

ただし設定の変更は裁量トレードの経験がある人や、ある程度相場の流れを読める人でなければ難しいでしょう。初心者は推奨設定で使うことをおすすめします。

方舟EAの特徴

ここからは方舟EAの特徴についてみていくことにします。

ロジックは何なのかや、最低証拠金・推奨証拠金の金額について。

また、指定証券会社の詳細や、バックテストの状況や公開の有無について検証します。

それぞれ丁寧に解説するので、ぜひ参考になさってください。

ロジック

方舟EAのロジックは変則ナンピンマーチン型です。

ナンピンとマーチンゲールの組み合わせですが、それぞれ次のような特徴があります。

①ナンピン

レートの逆行によりポジションが含み損になった際に、建玉を追加して平均取得単価を引き下げる戦略を指す。

②マーチンゲール

勝てなかった際にロットを2倍、4倍、8倍と倍々にしていき、最終的にどこかで勝てれば利益が残る戦略を指す。

この2つの戦略を組み合わせたEAが、ナンピンマーチン型です。

利益になるのを待ち続けるという戦略といえます。

方舟EAはさらにナンピンの回数によって、マーチンの倍率が変わっていく変則方式を取っています。

これにより取引のリスクを抑えようとしています。

最低証拠金・推奨証拠金

方舟EAの配布元では推奨証拠金として20万円を提示しています。

つまり最低証拠金は20万円になります。

配布元では安全に運用したいのなら、資金を多めに入れるよう勧めています。

ただし、どのように運用するのかは利用者次第なので、最後は自己判断ということになるでしょう。

指定証券会社

方舟EAでは指定証券会社として、『XM Trading』と『HotForex』のどちらかで、口座開設するのが利用条件です。

いずれも大手の海外証券会社です。

海外の証券会社の中には、金融ライセンスを持っていないといったケースもありましたが、この2社は利用者も多く信用度が高いので安心です。

XM Tradingは、セーシェルのTradexfin Limitedが運営する、世界最大規模の国際為替取引所(海外FX業者)です。セーシェル金融庁 (FSA)および、モーリシャス金融委員会(FSC)より、金融ライセンス(SD010)を取得し、世界196カ国(20言語)でサービス展開をしています。

HotForexは、海外FX業者の中でもポピュラーなもののひとつです。通貨ペア数とCFD銘柄を合わせると、合計で1,000銘柄以上もの取引が可能となっており、国内でも利用者が多いという特徴があります。

バックテスト

方舟EAは一般人が作成した自動売買ツールです。

もちろん知識のある人でなければ、ツールの作成など不可能です。しかし住所や氏名などのプロフィールは明かされていません。

つまり配布元がはっきりしないわけです。

ですからある程度のデータを把握したくても、公開されているフォワードテスト以外の情報はありません。バックテストが存在しないのです。

バックテストは実際の取引とは環境が異なります。

ですから参考程度にしかなりませんが、それでもあった方がほかのFX自動売買ツールと比較ができます。これは少々残念といえるでしょう。

方舟EAの入手方法

方舟EAはTwitterアカウントから、配布用のLINEアカウントに飛べます。

LINEで友達に追加すれば、無料で方舟EAが入手できます。

この流れは、ほかの無料FX自動売買ツールと同様です。

なお、Twitterアカウントでは方舟EAの情報を随時発信しています。

利用するならTwitterもフォローしておいた方がいいでしょう。

方舟EAのメリット

ここからは方舟EAのメリットをご紹介しましょう。

方舟EAのメリットは大きく3つ挙げられます。

  1. 活用次第で利益を得られること
  2. フォワードテストが公開されていること
  3. 利確が比較的早いこと

それぞれ解説します。

活用次第で利益を得られる

方舟EAで口座が破綻したという人がいる一方で、大きな利益が得られたという声もあります。

方舟EAではロット数や最大ポジション数、損切り機能などを自由に設定することが可能です。

つまり相場状況により、取引のリスクを抑えられるわけです。

ただし、設定の変更は裁量トレードの経験がある人や、ある程度相場の流れを読める人に限られるでしょう。

これまでの経験が活かされる場ですから、活用次第で利益を得られるといえます。

フォワードテストが公開されている

方舟EAでは公式Twitterで、定期的にフォワードテストを公開しています。

フォワードテストは運営サイドが、実際に運用した実績を表すもので、参考になるのは間違いないでしょう。

もちろんロット数や最大ポジション数、損切り機能などを、どのように設定しているのかで結果は変わります。

しかしツールの動きが確認できるのは、メリットであるといえるでしょう。

利確が比較的早い

方舟EAは利確が比較的早いのが特徴です。

さらに利益収縮機能により、ポジションを持ち過ぎてしまった際には、より早く利確がおこなわれます。

これは含み損をいつまでも抱え込まなくてすむので、安心して利用できることを意味します。

取引に伴うリスクが低減されるので、これも大きなメリットといえます。

方舟EAのデメリット

方舟EAのデメリットは大きく3つあります。

  1. 証拠金が少ないと口座破綻しやすい
  2. 初心者にはハードルが高い
  3. 月利や最大ドローダウンが、表記とは異なる

それぞれ解説しましょう。

証拠金が少ないと口座破綻しやすい

方舟EAは利確が早いとはいえ、相場が一方向に流れてしまうと、含み損はたまり続けることになります。

証拠金が少ない金額だと、口座が破綻してしまう結果となります。

方舟EAでは、最低証拠金を20万円に設定していますが、これでは少ないかも知れません。

含み損を抱え耐えながら反転を待つ戦略なので、耐えられれば含み損が含み益となり利確します。

あるバックテストでは、20万円の最低証拠金では、1年で口座が破綻するという結果が出ています。

ある程度の資金を用意する必要があるでしょう。

初心者にはハードルが高い

方舟EAはナンピン回数やマーチンの倍率などを、自由に設定することが可能です。

経験者にとってはメリットになりますが、初心者にはハードルが高いといえるでしょう。

もちろん、ツールの使い勝手が難しいわけではありません。

むしろ簡単に設定変更ができます。

しかし適正値をどこに置くのかが問題で、これには最低証拠金も関わってきます。

ですから、さまざまなデータを読み解けるレベルの人でなければ、使いこなすのは難しいということになります。

月利や最大ドローダウンが表記とは異なる

方舟EAの運営はTwitterで、最大月利20%~90%を謳っています。

しかし、実際には10%程度の利用者が大半を占めています。

10%を超える月利を出している利用者は、証拠金を100万円以上としていました。

さらに最大ドローダウンは29%としていますが、実際にはそれ以上のドローダウンになっている利用者も少なくありません。

実態とかけ離れた数値を示されては、適切なシステムの設定に悪影響を及ぼします。

方舟EAおすすめの運用方法

方舟EAは運用を開始したら、そのまま放って置くのは危険です。

急激な価格変動を避ける必要があるからです。

相場が一方向に流れてしまうと、含み損がたまってしまいます。

ですから重大な経済指標の発表前後は、手動で停止しておいた方が無難です。

EUR/USDペアで影響を受ける経済指標は、米国雇用統計とFOMC(連邦公開市場委員会)、そして消費者物価指数(CPI)の3つです。

各種設定については、初心者は推奨設定のままでいいでしょう。

方舟EAまとめ

方舟EAはナンピン回数やマーチン倍率を、好みの形にカスタマイズできます。

もちろんロット数や最大ポジション数、損切り機能なども自由に設定できます。

経験者にとってはいいかも知れませんが、初心者にとっては適切な数値や設定は困難でしょう。

ですから方舟EAは玄人向けのFX自動売買ツールであるといえます。

証拠金も十分用意した方が安全です。これも初心者には厳しいでしょう。

少額の証拠金で始められる、初心者向けの自動売買ツールで経験を積んでから、利用するのがおすすめです。

 

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