◎令和のEAの評判を知りたい方
◎令和のEAを運用するか迷っている方
◎FX自動売買やコピートレードで勝ちたい方
今回は人気の自動売買『令和のEA』について解説します。
令和のEAはSNSで話題のEAですが、
- 実際に稼げるの??
- 本当に勝てるの??
などの部分が非常に気になりますよね。
そこで、実際に稼げているのか?評判はどうなの?などをEA運用歴5年のママが徹底検証しました。
この記事を最後まで読めば令和のEAの特徴や実績、どんな人に向いているか?などすべてわかります。
自動売買の運用は「これが正解!」というのはないため、一人一人が自動売買の特性などを知ったうえで運用をすることが大切です。
もし令和のEAの特徴を知らないまま、運用を開始したら、
- 思ったような利益が出なくて悲しい気持ちになる・・
- 大きな損切をしてしまい大切な資金を溶かしてしまう・・
となってしまう可能性が非常に高いです。
そのためこの記事を最後まで読んで、令和のEAの知識を身に着けましょう。
最後には、良い自動売買の選び方やおすすめのコピートレードなども解説していますので、ぜひ、最後まで読んで下さい。
目次
令和のEAとは?
使用料 |
無料 |
開発者Twitter |
|
取引手法 |
ナンピンマーチン |
通貨ペア |
GBPUSD |
利用可能ブローカー |
XM Trading・Trade View |
令和のEAとはSNS上で公開・配布されている無料のFX自動売買ツールです。
You Tubeで『Mr.ふらっとFX自動売買検証ちゃんねる』を運営しているMr.ふらっと氏が、令和のEAを運用していることなどから、広く知られるようになりました。
具体的に何型の自動売買ツールなのかや、ポジション設定は可能なのかなど、まずは令和のEAの概略からみていきましょう。その上で詳細について解説していきます。メリットやデメリットについても検証します。
何型の自動売買ツール?
令和のEAはナンピンマーチン型の自動売買ツールです。これはナンピンとマーチンゲールを組み合わせたEAとなります。それぞれどういうものなのかみてみましょう。
①ナンピン
レートの逆行によりポジションが含み損になった際に、建玉を追加して平均取得単価を引き下げる戦略を指す。
②マーチンゲール
逆行した際にロットを2倍、4倍、8倍と倍々にしていき、最終的にどこかで勝てれば利益が残る戦略を指す。
この2つを組み合わせたEAがナンピンマーチン型です。
利益になるのを待ち続けるという戦略になるので、ほとんど負けないという特徴があります。
しかし永遠に勝ち続けることはありえません。いつかは大きく負けるときが来ます。
しかし、無料で配布されているEAの多くが、ナンピンマーチン型を採用しています。
どこで話題に?
冒頭でも触れましたが、You Tubeで『Mr.ふらっとFX自動売買検証ちゃんねる』を運営しているMr.ふらっと氏が、フォロワーからの令和のEAも試してほしいとの声を受けて運用を開始しました。
そしてその結果を動画としてあげたことから話題となります。
もともと令和のEAはTwitterで無料配布していたので、Twitterでも評判を呼ぶようになります。
FXを自動売買ツールで運用している層は、ネットでもアクティブに情報を得ています。
その結果、多くの口コミが上げられるようになり、さらに利用者が拡大したという経緯があります。
ポジション設定は可能?
令和のEAはポジションを自由に設定することが可能です。
オンリーロングポジション(買い)のみや、オンリーショートポジション(売り)のみ、ロング&ショートの両建てでエントリーできます。
ですから裁量トレードの経験がある人や、相場の流れを読める人には、便利な機能だといえます。
ただし、設定や用語の意味や目的がわからない人にとっては、安易な変更は口座破綻のリスクが高まります。
十分に慣れた人が使うべき自動売買ツールなのかも知れません。
令和のEAの特徴
ここからは令和のEAの特徴についてみていくことにします。
ロジックは何なのかや、最低証拠金と推奨証拠金について。
また、指定証券会社はどこなのかや、バックテストの状況について検証します。
それぞれ丁寧に解説するので、ぜひ参考になさってください。
ロジック
令和のEAのロジックは前述の通りナンピンマーチン型を採用しています。
ナンピンとマーチンゲールを組み合わせたEAですが、安定しているというのが大きな特徴といえます。
ナンピンマーチン型は、しっかりとした資金管理や相場分析が伴えば、上手く利用することができます。
しかしそれは、同時にある程度の知識と経験が必要ということです。
令和のEAでは順張りで小さいpipsで利確していき、含み損を持ちにくい仕様に設定しています。推奨通貨ペアはGBP(イギリス・ポンド)と、USD(アメリカ・ドル)です。
スプレッドフィルターを採用しているので、それを持たないナンピンマーチン型より、安心度は高いといえます。
最低証拠金・推奨証拠金
令和のEAの証拠金は、許容するドローダウンによって変わるので一概にはいえません。
しかし配布元では推奨証拠金として、20万円を提示しています。
そして20万円に対して0.01ロットが推奨のようです。
配布元では安全に運用したいのなら、資金を多めに入れてロットはそのままにするよう勧めています。
ただし、どのように運用するのかは利用者次第なので、最後は自己判断ということになるでしょう。
指定証券会社
令和のEAは無料で利用できる条件として、指定の証券会社に口座を作るよう求めています。
その証券会社は『XM Trading』と『Trade View』の2社です。
いずれも大手の海外証券会社です。
海外の証券会社の中には、金融ライセンスを持っていないといったケースもありますが、この2社は利用者も多く信用度が高いので安心です。
ただし、2社のみでは少ないという利用者の声もあるので、今後は指定証券会社を増やす可能性はあります。
バックテスト
無料で配布されているFX自動売買ツールの多くは、バックテストを公開していません。
しかし令和のEAでは、バックテストを公開しています。
FX自動売買ツールのバックテストは、実際の取引とは環境が異なります。
ですから参考程度にしかなりませんが、公開しているのは良心的といえます。
ただし令和のEAのバックテストの期間は2年半ほどと短いものです。
ナンピンマーチン型のEAであれば、最低でも5年間のデータがあった方がいいです。
利用する際は2015~現在の長期バックテストを取ることをおすすめします。
令和のEAの入手方法
令和のEAは以前はTwitterで配布されていました。
しかし現在では配布方法が変更され、配布用のLINEアカウントから入手できます。
この変更について配布元は、TwitterでのDMによる配布は何かと不便であったからとしています。
LINEで追加すれば無料で令和のEAが入手できます。
また、令和のEAの詳細や、配布用のLINEアカウントは、noteで確認することが可能です。
令和のEAのメリット
ここからは令和のEAのメリットをご紹介しましょう。
令和のEAのメリットは大きく3つ挙げられます。
すなわち、無料で利用できる自動売買ツールであること、各種の設定でカスタマイズの自由度が高いこと、そして信頼度の高い証券会社を利用できることです。それぞれ解説します。
無料で利用できる
令和のEAはLINEアカウントから無料で入手できます。
口座を開設する証券会社は指定されますが、それ以外の縛りはありません。
仮に試してみて、思うような成果が得られなければ、利用を中止しても何のペナルティもありません。
また、令和のEAはTwitterで情報を随時発信しています。
そこからツールの最新情報を知ることができるので、フォローすることをおすすめします。
また、noteでも情報を公開しているので、そちらもチェックした方がいいでしょう。
各種の設定でカスタマイズの自由度が高い
令和のEAは各種の設定が自由に行なえます。
カスタマイズの自由度が高いので、自分のスタイルに合わせて利用できます。
ですからすべてを自動売買ツールに任せるのに不安がある人にも向いています。
ただし前提として裁量トレードの経験がある人や、相場の流れを読める人でなければ、設定の変更は難しいかも知れません。
自分のスタイルにカスタマイズするということは、すべての結果を受け入れることにほかなりません。そこは注意してください。
信頼度の高い証券会社を利用できる
指定証券会社の項でも紹介しましたが、令和のEAでは指定の証券会社に口座を作るよう求めています。
その証券会社は『XM Trading』と『Trade View』の2社ですが、両社とも信頼度が高いので安心です。
XM Tradingは、セーシェルのTradexfin Limitedが運営する、世界最大規模の国際為替取引所(海外FX業者)です。
セーシェル金融庁 (FSA)および、モーリシャス金融委員会(FSC)より、金融ライセンス(SD010)を取得し、世界196カ国(20言語)でサービス展開をしています。
Trade ViewはFX・株式・原油・ゴールド・CFDトレードで、業界最強のスプレッドを誇るネット証券会社です。
卓越した約定力や日系人スタッフによる丁寧なサポートなどで知られています。
令和のEAのデメリット
令和のEAのデメリットは大きく3つあります。
それは含み損を持ちやすいことと、利益が小さいこと。そして無料で配布されるものの、サポート体制がないということです。
含み損を持ちやすい
令和のEAは順張りナンピンマーチン型を採用しています。
小さいpipsで利確していくロジックなので、令和のEAを稼働させた直後から、含み損を持つことになるのです。
しかし、そのための対策として、スプレッドフィルターを搭載しています。
ですから相場が激しいシーンにおいては、ポジションを持ちません。
ただし、基本的には稼働させた直後から、含み損を持つという構造に変わりありません。
スプレッドフィルターも万能ではないので、注意が必要といえます。
利益が小さい
令和のEAは小さいpipsで利確していくロジックなので、一度の取引で得られる利益は小さいです。
安定はしていますが、大きな利益は見込めないのが特徴です。
利用者の中には月利5%に届いていない人もいるようです。
もちろん、利益を拡大するためにロット数を増やすなど、設定を変更することは可能です。
しかしリスクも同時に高まるので、賢明な判断とはいえません。ナンピンマーチン型のEAは、安全性の確保が最優先です。利益の小ささには目をつぶる必要があります。
サポート体制がない
令和のEAは一般の人が作成した自動売買ツールです。
もちろん知識のある人でなければ、ツールの作成など不可能です。
しかし住所や氏名などのプロフィールは明かされていないので、何か不具合があってもTwitterで相談するしかありません。
ただしTwitterで連絡を取ろうとしても、レスポンスがないケースがほとんどのようです。
無料である以上、サポートのための人員の配置などは望めないでしょう。
サポートがないことを割り切った上で、自己責任で利用することになります。
令和のEAおすすめの運用方法
令和のEAは小さいpipsで利確していくロジックなので、一度の取引で得られる利益は小さいのですが、この運用方法を変えるのはやめた方がいいです。
コツコツと小さく利確させていくスタイルなので、ここをいじってしまうと大きなリスクが生じます。
ナンピンマーチン型のEAは、安全性の確保が最優先となりますので推奨設定での運用をおすすめします。
また、短期の運用にはいいのですが、通貨ペアがGBP(イギリス・ポンド)とUSD(アメリカ・ドル)なので、スワップ金利の高い取引となります。なので長期売買ではなく短期的に資金を出金しながらの運用をおすすめします。
令和のEAまとめ
以上、無料で使えるFX自動売買ツール『令和のEA』について解説しました。
結論をいえばサポート体制が充実していないため、初心者には向かないEAといえます。
裁量トレードの経験がある人や、相場の流れを読める人は、カスタマイズの自由度が高いので、使い勝手はいいでしょう。
しかし、もともとの構造が小さいpipsで利確していくロジックなので、利益を追い求める方にも向いていません。ただし、信頼度の高い証券会社を利用できるというメリットもあります。
自分のFXのスタイルに合わせてお選びください。