Sandai-FXって何?FXブローカー?など聞いたことがない方が多いと思います。
海外ブローカーの場合、ホームページの記述が英語ページのため、一見どういう点が怪しいのか分かりにくいものが多くあります。
Sandai-FXが、どう言った海外ブローカーなのか、会社概要から特徴・デメリットについて調べてみました。
この記事を最後まで読んでいただくと、良い海外ブローカーと悪い海外ブローカーの選び方が分かるように解説しています。
ぜひ、最後まで読んで下さい。
◎安心して利用できる海外ブローカーを探している方
◎FXコピートレードで不労所得が欲しい方
◎勝てるコピートレードサービスを探している方
◎これまでたくさんのコピートレードやEA(自動売買)を使っても勝てずにうんざりしている方
目次
Sandai-FX(サンダイFX)とは?
Sandai-FXは、公式ホームページより『外国為替証拠金(FX)CFD商品およびデリバティブ投資商品の取引』を行う海外ブローカーです。
Contract for Differenceの略称で『差金決済取引』を指します。『差金決済取引』とは、『差額だけのやり取りが発生する取引』です。
現物での受け渡しを行わずに、反対売買によって出た金額の差で決済するため『差金決済取引』と呼ばれます。
広く解釈するとFX取引もCFD取引に含まれます。為替(ユーロドル・ドル円)、株価指数(日本225、USダウ30、USNAS100)や商品(GOLD、OIL)、通貨のみでなく幅広く投資できます。
◎デリバティブ投資商品とは?
金融商品には株式、債券、預貯金・ローン、外国為替などがありますが、これら金融商品のリスクを低下させたり、リスクを覚悟して高い収益性を追求したりする手法として考案されたのがデリバティブです。先物取引や為替予約、オプション取引が3大デリバティブ取引です。
Sandai-FX(サンダイFX)の会社概要
運営会社・会社名 | Sandai.Market.LLC・Sandai-FX |
所在地 | セントビンセント |
金融ライセンス | なし |
メールアドレス | info@sandai-fx.com(3営業日以内に対応) |
カスタマーサポート・休業日 | 9:00~18:00 土曜日・日曜日・祝祭日 |
Sandai-FXの公式ページより確認できた情報について解説します。
運営会社はSandai.Market.LLC(サンダイマーケット合同会社)サービス名Sandai-FX(サンダイFX)、所在地については詳細が明らかになっておらずセントビンセントとしか記載がありません。
セントビンセントは、『セントビンセント及びグレナディーン諸島』と言われ、タックスヘイブン(税金避難実施国)です。
収入や銀行預金などには税金がかからず、銀行取引の内容は法律によって秘匿されます。居住者以外の運営も可能なため、海外ブローカーの中には、税金や資産の保護が目的の企業を立ち上げるために有利な条件が整えられているため拠点をセントビンセントに置くブローカーがありますが、中にはペーパーカンパニーで会社実体がない言うこともあるため注意が必要です。
Sandai-FXは、海外ブローカーの安全性を確認するための金融ライセンスを取得していません。
セントビンセント及びグレナディーン諸島のライセンスは投資家の資産の保護がなく、取得に対する難易度が低いため信頼性が高いものとは言えませんが、ライセンスが全くないよりもあったほうが安心です。
Sandai-FXの会社の連絡先となるメールアドレスについては info@sandai-fx.comと表記されています。
多くの優良海外ブローカーが24時間体制でチャット対応やメールにて親切丁寧にされている中で、3営業日以内の返信とは対応が遅いと言えます。
カスタマーサポートの対応時間は、一般的な日本企業の営業日と同じ9:00~18:00で土曜日・日曜日・祝祭日は休業です。
Sandai-FX(サンダイFX)の安全性について
海外ブローカーの安全性を確認するときは会社概要やライセンス、規約やプライバシーポリシーを見るといいでしょう。
公式ページ下部のタブから選択することで確認できます。
Sandai-FX利用規約(翻訳)
利用規約 実行される操作クレジット、返金、取引の開始および終了に関連しますが、これらに限定されません。 会社の貿易プラットフォーム上のユニークな擬人化された会計システム。 契約の対象契約 クライアントの権利、義務および保証 トレーダーと会社の間で、公式レターまたは会社が指定した電子メールアカウントを介して適切に請求を行うことについて紛争が発生した場合。 トレーダーは、電子メールを介した相互通信の後に、契約を終了して存在することができます。 個人データ リスクステートメント 請求者/料金 |
利用規約はシンプルに書かれています。
最も気になる点はアカウントが非アクティブの場合、50US$(日本円にして6,000円~7,000円)請求される点です。
Sandai-FXプライバシーポリシー(翻訳)
Sandai.Market.LLCプライバシーポリシーは、その運営に関連して適用され、個人情報の取り扱い方法と、適用されるプライバシー法(「プライバシー法」)の要件への準拠について説明しています。このポリシーに関してさらに質問がある場合は、以下の連絡先情報を使用してお問い合わせください。
1.1 LIONSIGHTTREASURYがお客様から収集する個人情報の種類には次のものがあります。 (a)連絡先の詳細(名前、住所、電子メールアドレス、電話番号、FAX番号)。 (b)本人確認のための情報(生年月日、運転免許証番号、パスポート番号、出生証明書番号、メディケア番号)。 (c)当社に口座を開設するために必要な情報(すなわち、言語設定、銀行口座の詳細、クレジットカード番号、代理人、ファイナンシャルアドバイザーまたはブローカーとして行動する人に関する情報、およびその権限の範囲、顧客が会社); (d)あなたが取引に適した人物であるかどうかに関する情報(すなわち、雇用状況、あなたが働いている業界、年収、資金源、以前に取引したことがあるかどうか、取引に関するセミナーに参加したことがあるかどうか)。 (e)ユーザーのIPアドレスや訪問日時など、当社のWebサイトの使用に関する統計情報。と (f)あなたが私たちと一緒に雇用を申請するときに採用プロセスの一部として必要な情報。 1.2当社は、お客様が当社に問い合わせるとき、市場レポートにサインアップするとき、当社のWebサイトを使用するとき、当社のプラットフォームまたはその他のサービスを使用するためにサインアップするとき、雇用アプリケーション、サードパーティのサービスプロバイダーおよび応答を含むさまざまな方法で個人情報を収集します。当社が実施する調査または調査に。 1.3お客様が当社に要求する情報を提供しない場合、当社のプラットフォームを使用した取引の許可や求人への応募の評価など、該当する収集目的を達成できない場合があります。 1.4実行可能な場合、当社はお客様から直接個人情報を収集します。他の誰かからあなたに関する情報を受け取った場合、私たちはあなたと収集の状況に関する個人情報を収集したことをあなたが認識できるように合理的な措置を講じます。
2.1個人情報を収集、保持、使用、開示する当社の主な目的は、次のとおりです。当社のサービスの利用を許可するなど、お客様にサービスを提供する。2006年マネーロンダリング防止およびテロ対策資金調達法(Cth)(AML法)に基づく「顧客を知る」、デューデリジェンスおよびその他の要件を遵守するため。問い合わせに対応する。求人応募を評価します。2つの調査と調査を実施します。統計情報を分析し、Sandai.Market.LLCおよびその子会社の他のサービスおよびサービスについてお知らせします。 2.2当社は通常、個人情報を収集する前、収集時に、またはその後実行可能な限り速やかに、お客様の個人情報を収集する目的、開示先、および法律で義務付けられているその他の事項について説明します。当社は、収集された目的または関連する目的以外の目的でのみ個人情報を使用または開示します。これは、お客様がそのような異なる使用または開示に同意した場合、またはそのような使用または開示がプライバシー法によって許可されている場合に限ります。 2.3当社の事業を遂行するにあたり、当社にサービスを提供する当社の関連団体および組織(当社のアウトソーシングプロバイダーなど)との間で、お客様に関する情報を共有する必要がある場合があります。投資を行ったり修正したりするために、金融機関に情報を開示する必要がある場合があります。また、代理人、ファイナンシャルアドバイザー、ブローカーを務めているとのご連絡をいただいた方に情報を開示する場合があります。
7.1当社が保持しているお客様の個人情報を正確に知りたい場合は、いつでも当社に連絡して記録へのアクセスをリクエストできます。法律に基づいてアクセスを拒否することが許可されていない限り、通常、お客様の情報のファイルは30日以内に利用可能になります。 7.2不正確または古くなったために当社が保持する個人情報を変更したい場合は、いつでも当社に連絡してください。当社はお客様の記録を修正します。個人情報の削除をご希望の場合は、上記と同様にご連絡いただければ、法的な理由で保管する必要がない限り、合理的な措置を講じて削除いたします。
8.1当社がお客様の個人情報をどのように取り扱うかについて懸念または苦情がある場合、またはこのポリシーについて質問がある場合は、以下に連絡してください。 担当者:コンプライアンスオフィサー メール:info@sandai-market-llc.work 8.2私たちはあなたの苦情を調査し、苦情を受け取ってから60日以内に書面であなたに返答するために合理的な努力をします。
9.1当社は、いつでもこのプライバシーポリシーを変更し、そのWebサイトにポリシーの更新バージョンを掲載することによって通知する権利を留保します。収集時に記載された方法とは実質的に異なる方法で個人情報を使用することを決定した場合は、電子メールまたは当社のWebサイトの目立つ通知で通知し、必要に応じて事前の同意を求めます。 |
ブラウザ翻訳ですが、違和感のある日本語がとても気になります。
Sandai-FX(サンダイFX)の良い評判
そもそもSandai-FXに関して出回っている情報が少なく、TwitterやWebサイトを調べたのですが良い評判は一つも見当たりませんでした。
Sandai-FX(サンダイFX)の悪い評判
Sandai-FXの悪い評判についてTwitterから引用してきました。
『ヒロリー』さんのTweetです。Twitterで確認できた評判はこちら1件のみでした。
Sandai-FXのPAMMを『1年間運用して損したらその分は返還します。』と言われ勧められたとTweet。
損失を返還(保障)してくれる都合のいい投資案件はありません。あったら、恐らく詐欺案件かポンジスキームでしょう。
あのね、遊び感覚で〖エビスシステム〗てゆうmamやってみたんだけどちょっと損した。
— ヒロリー (@hakutw) November 8, 2021
そしたら〖sandaifx〗ってpamを勧められて『1年間運用して損したらその分は返還します』っていうので乗ってみた。まだ始めてからは損してないけど、これってヤバイやつなのかな?#エビスシステム #sandaifx
Yahoo知恵袋より引用しました。
口コミのクローズド案件で勧誘していることが伺い知れます。
WikiFXサイトさんの情報では(スコア5つ★中、0.25★)ヤバい低評価です。
Sandai-FX(サンダイFX)のメリット
何か一つでもSandai-FXのメリットがあれば良いと思いましたが、すみませんSandai-FXを利用したくなるメリットはありませんでした。
Sandai-FX(サンダイFX)のデメリット
Sandai-FXのデメリットについてまとめています。
金融ライセンスが無い
Sandai-FXは金融ライセンスを一切保持しておらず、規約を見ても分別管理の明記が無いことから資金管理を安全におこなってくれる会社ではない。
会社実態が不明
会社所在地が明記されておらず、実際に運営されている会社かどうかも不明。
ホームページの情報が少なすぎる
ライセンスを保有していて取引や入出金トラブルのない海外FXブローカーであれば、取引通貨・スプレッド・レバレッジ・プラットホーム・手数料・入出金・Q&Aなど、もっともっと沢山の情報が提供されています。
取引無しで手数料徴収
プラットホーム上で取引がない、もしくはアカウントが非アクティブの場合50US$(日本円にして6,000円~7,000円)請求されます。
入出金事例がない
ホームぺージやインターネット上に入出金の事例が全くありませんでした。
知名度が低く情報が少ない
Sandai-FXは、2020年頃に設立された新しい海外ブローカーであり、知名度が低くユーザーが少ないため実際の利用者の声が全く挙がっていません。
実際のサービス内容も見えておらずPAMMサービスを提供しているようですが、PAMMはユーザー側で取引の詳細が確認出来ないため不透明で非常に使いにくいサービスです。PAMM老舗のVIP Trade第1弾~第4弾でさえ戦争相場で強制ロスカットや元口座の破綻が起こっている状況のため、新興海外ブローカーであるSandai-FXを利用するメリットはありません。
Sandai-FX(サンダイFX)のまとめ
- Sandai-FXはライセンスを保有していないためブローカーとしての信頼が低い。
- 会社実態が不明瞭。営業日時が日本の一般企業を同じ時間帯である。
- ホームページの情報だけでは運用方法に関する情報が不明。
- 入出金事例がない。
- ユーザーが少なく、ユーザーによる運用実績などの報告例が挙がっていない。
- 個人情報の漏洩に注意!ユーザー登録の際には多くの個人情報を登録します。安易に登録してしまうと個人情報漏洩により思いがけない二次被害を生んでしまう恐れがあります。(特にクレジットカード情報・電話番号は要注意です。)
こう言った点が、今後改善されて透明性のあるブローカーとなった時には口座開設などを検討して良いと思います。
現状を踏まえ一意見を述べるとすると、富裕層が租税回避国に節税対策で作った会社か資金集めのポンジスキームの恐れがあります。
海外ブローカーはレバレッジやボーナス付与など魅力的な点が多くありますが、信頼できるブローカーを選択しなければ、せっかく稼いでも出金拒否や口座凍結のリスクも付き物です。
特に、人から勧められた場合には迂闊に信用せず、必ず、自分の目で評判やメリットデメリットを調べるようにしましょう。